コラム⑪ 親子三代物語★ [余談]
今発売中のドラゴンクエストV。
これは、親子三代の物語という、壮大さがウリのゲーム。
まろも、中学生だったか、高校生になっていたか忘れましたが、やりました。
そして、今回DS版でも発売されたので、早速買ってやってみました。
内容はスッカリ忘れてしまっていたので、
新たな気分で楽しめましたヨ。
さて、このドラクエVは、父=パパス、主人公(魔物使い)、息子=勇者(双子の娘もいます)という三代の物語。
ゲームとして、このスケールは大きいなと思いましたが、
またまたいつものように、古文に絡めてみると・・・。
けっこうザラなんですよね、何代にもわたるってストーリー。
たとえば、『うつほ物語』は、清原俊蔭ー娘ー藤原仲忠ー犬宮、という、なんと四代にもわたっている物語です。
そして、『源氏物語』では、桐壺帝ー光源氏ー冷泉帝ー匂宮・薫、とこれまた壮大なスケールです。
しかも、間に密通が入り込んでくるから、兄弟と言われているけど実は子どもという冷泉帝だったり、
子どもと言われているけど、実は他人の子である薫、だったり、と非常に複雑に絡んできます。
このへん、けっこうドロドロしていて、現代のメロドラマ、フ○テレビ13:30~にも通用しそうです。
ところで、この間、予備校で源氏物語を扱ったときのことですが、
今の高校生って、あんまり『あさきゆめみし』を回し読みしてないんですかね。
源氏のストーリーを知らない人、けっこういます。
受験にも必須の物語ですんで、参考までに、下の系図をご参照くださいな。
桐壺更衣(故) = 桐壺帝 = 藤壺
↓ ↓
紫の上 = 光源氏(密通)= 藤壺 六条御息所(みやすどころ)
↓ ↓ ↓
↓ 冷泉帝 = 秋好中宮
↓ ↓
明石の姫君 = 今上帝
↓
匂 宮
ちょっと、縦書きなもので、見づらいんですが、ご容赦あれ。
光源氏には、紫の上という最愛の奥さんがいるんですが、これが藤壺さんと激似!ってわけ。
でも、この紫の上との間に子どもは生まれない。うまくできてるんですね、ここらへんの話。
で、ひょんなことから光源氏が須磨・明石へと流されたときに出会った女性がいるんですが、それが「明石の君」。
この女性との間に、子どもが生まれ(明石の姫君)、それがやがて帝に入内したという展開に。
(ここから系図外)
後に、光源氏は「女三の宮」という女性と結婚します。
この女性は、光源氏のお兄さんの娘です。年齢は30近く離れてます。
ただし、この夫婦関係はあまりうまくいかない。
そこを、かねてから女三の宮にほれていた柏木という男が寝取ってしまうんですね。
そこで生まれたのが「薫」という男。
だから、薫は、世間的には光源氏の息子で通っているという、これまたドロドロ。
まぁ、これくらいの流れは知っておいて、損はないと思います。
また、時間があれば、源氏物語についてブログ上で扱ってみたいと思います。
でも、受験生は、あさきゆめみし、ぜひ読んでみてください。
漫画というツールは、勉強に非常に役立ちます。
まろが学生のときには、更級日記、蜻蛉日記、伊勢物語、などなど、漫画であらかじめ知っていたので、
テストでこれらの作品が出されても、おちゃのこさいさいでした。
こんなふうに、役立つので、読んでおくと得!です。
あと、関係ないけど、ドラクエのなかで「もろはの剣」って出てきますよね。
あれは、攻撃力も大きいのだけど、自分も傷つくじゃないですか。
言葉を知らない生徒もけっこう多くなっていますが、ゲームとか漫画とか、けっこうあなどれません。
いろんなことに興味関心を持っていると、知らず知らず身についている「常識」があるものです。
これは、親子三代の物語という、壮大さがウリのゲーム。
まろも、中学生だったか、高校生になっていたか忘れましたが、やりました。
そして、今回DS版でも発売されたので、早速買ってやってみました。
内容はスッカリ忘れてしまっていたので、
新たな気分で楽しめましたヨ。
さて、このドラクエVは、父=パパス、主人公(魔物使い)、息子=勇者(双子の娘もいます)という三代の物語。
ゲームとして、このスケールは大きいなと思いましたが、
またまたいつものように、古文に絡めてみると・・・。
けっこうザラなんですよね、何代にもわたるってストーリー。
たとえば、『うつほ物語』は、清原俊蔭ー娘ー藤原仲忠ー犬宮、という、なんと四代にもわたっている物語です。
そして、『源氏物語』では、桐壺帝ー光源氏ー冷泉帝ー匂宮・薫、とこれまた壮大なスケールです。
しかも、間に密通が入り込んでくるから、兄弟と言われているけど実は子どもという冷泉帝だったり、
子どもと言われているけど、実は他人の子である薫、だったり、と非常に複雑に絡んできます。
このへん、けっこうドロドロしていて、現代のメロドラマ、フ○テレビ13:30~にも通用しそうです。
ところで、この間、予備校で源氏物語を扱ったときのことですが、
今の高校生って、あんまり『あさきゆめみし』を回し読みしてないんですかね。
源氏のストーリーを知らない人、けっこういます。
受験にも必須の物語ですんで、参考までに、下の系図をご参照くださいな。
桐壺更衣(故) = 桐壺帝 = 藤壺
↓ ↓
紫の上 = 光源氏(密通)= 藤壺 六条御息所(みやすどころ)
↓ ↓ ↓
↓ 冷泉帝 = 秋好中宮
↓ ↓
明石の姫君 = 今上帝
↓
匂 宮
ちょっと、縦書きなもので、見づらいんですが、ご容赦あれ。
光源氏には、紫の上という最愛の奥さんがいるんですが、これが藤壺さんと激似!ってわけ。
でも、この紫の上との間に子どもは生まれない。うまくできてるんですね、ここらへんの話。
で、ひょんなことから光源氏が須磨・明石へと流されたときに出会った女性がいるんですが、それが「明石の君」。
この女性との間に、子どもが生まれ(明石の姫君)、それがやがて帝に入内したという展開に。
(ここから系図外)
後に、光源氏は「女三の宮」という女性と結婚します。
この女性は、光源氏のお兄さんの娘です。年齢は30近く離れてます。
ただし、この夫婦関係はあまりうまくいかない。
そこを、かねてから女三の宮にほれていた柏木という男が寝取ってしまうんですね。
そこで生まれたのが「薫」という男。
だから、薫は、世間的には光源氏の息子で通っているという、これまたドロドロ。
まぁ、これくらいの流れは知っておいて、損はないと思います。
また、時間があれば、源氏物語についてブログ上で扱ってみたいと思います。
でも、受験生は、あさきゆめみし、ぜひ読んでみてください。
漫画というツールは、勉強に非常に役立ちます。
まろが学生のときには、更級日記、蜻蛉日記、伊勢物語、などなど、漫画であらかじめ知っていたので、
テストでこれらの作品が出されても、おちゃのこさいさいでした。
こんなふうに、役立つので、読んでおくと得!です。
あと、関係ないけど、ドラクエのなかで「もろはの剣」って出てきますよね。
あれは、攻撃力も大きいのだけど、自分も傷つくじゃないですか。
言葉を知らない生徒もけっこう多くなっていますが、ゲームとか漫画とか、けっこうあなどれません。
いろんなことに興味関心を持っていると、知らず知らず身についている「常識」があるものです。
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